国立兵站大学Ｗｅｂシラバス

ＧＭまずはメインフェイズ第１サイクル……ですが、最初にマスターシーンを。

九頭龍 優良「うわー！」

九頭龍 優良生徒たちが学食に繰り出すお昼どき。……になぜか登校いちばん、学生共通の掲示板の前あたりで頭を抱えるボンクラがひとり。

九頭龍 優良「今日の講義最終じゃん……試験日程の発表あるじゃん……」

九頭龍 優良ああああー、とうめき声をあげながら、スマートフォンの端末をいじる。問題はカザミ先生の外国語だ。……卒業間近になってあの単位が取れていないのは自分くらいではないか。

九頭龍 優良「あーっとあーっと。そうだ！　ダメ元！」

九頭龍 優良端末の画面に、ひとつの連絡先を表示する。「現在地：月」とか書いてあるが大丈夫だろうかこれ。

鴉取 楯丸あ、メインフェイズまでには戻ってきてることにしましょうか（’’

九頭龍 優良じゃあ「月（接近中）」とか表示されてる。

鴉取 楯丸成層圏なう。

九頭龍 優良受話器に向かって、『センパイ！　センパイセンパイセンパイ！！　たぶんダメでしょーけどカザミ先生の英語の試験日程ダメですか！？』と。

鴉取 楯丸ノイズ混じり、なんかすごい揺れてる感じの声で応答がある。『ややややややあゆゆゆ優良。いいいい今そそそそそっちにむむむ向かっているととととところだだだだ』

鴉取 楯丸タイムラグもありますな！

鴉取 楯丸『単位……試験には……』ぶつ、ぶつと切れつつ。『……試験日程……卒業……なんとしても……あーあー。いいい今ととと遠かったね？　らららラグはももももうしわけ』

九頭龍 優良『あたしより遅刻してるじゃないすかー！　パイセンぱねえっす！　カッコイイ！』

九頭龍 優良そんな、大脳に言葉が届いているのか怪しい応答をしつつ。

九頭龍 優良『じゃあ日程はダメすかー……。どーしよ。てか大丈夫すか。アルコール切れたみたいな声になってますよ』

鴉取 楯丸『いいいいやーそそそそれほどでも』だんだんラグは短くなっていく。『ロロロロケットの　おおっと』端末越しに轟音が響く。すると突然音声がクリアになり、ラグもほぼなくなる。

鴉取 楯丸『いま上空６０００メートルだ。公共の電波が使えると通話がスムーズでいいね。残念ながらその単位、僕も落としそうだよ。どうにかならないかなあと思案中ってところかな。……そっちもその様子だと……』察する。

九頭龍 優良『マジすか。あたしはともかくセンパイ内定あるっつってませんでしたっけ……』などとダメ大学生ｓのテンプレのような会話をしながら、感情判定しておきましょう。

九頭龍 優良察したので≪第六感≫。

九頭龍 優良≪第六感≫ (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功

鴉取 楯丸わーい！

九頭龍 優良感情表 → 憧憬（プラス）／劣等感（マイナス）

九頭龍 優良ぱねえっす！

鴉取 楯丸感情表 → 愛情（プラス）／妬み（マイナス）

鴉取 楯丸３ふりやがったァー！

九頭龍 優良あーあ……。

鴉取 楯丸こ、これは……愛情……だよなあ……。

鴉取 楯丸あ、あいじょうで！！！

九頭龍 優良そのダメ大学生としての堂々たる生きざま、ぱねえっす。憧れるっす（純粋な憧憬）

鴉取 楯丸『ああ。内定取り消しの憂き目にあうとひじょうに困る。どうやら僕たちは運命共同体のようだな。すぐにそちらに向かうので、対策を立てよう』パラシュート装備で落下しつつ。

九頭龍 優良『じゃあお昼……ってか早く来ないと３限始まっちゃいますからね！　あ、今日の昼定食キーマカレーっしたよ』なんてのんきな話を始めつつ、シーンを閉じますか。

鴉取 楯丸『あーキーマいいねー』はーい！

ＧＭと、いうわけで、ここから本格的にメインフェイズ開始、ＰＣの皆さんの手番となります。

ＧＭ１サイクル、お好きな順番でおひとり１シーンずつ。順番は話し合いか、譲れないときはダイスを振りあって多いほうが先ということで決定しましょう。

ＧＭというわけで、もう１シーン……行けそうですね。誰か最初に行きたい方はいらっしゃいますか？

羽鳥 綾乃差し支えなければやりたいな、と。

羽鳥 綾乃先生か先輩に感情がほしい。

加佐見エリカこちらは大丈夫ですよー。

鴉取 楯丸どうぞどうぞ！

九頭龍 裁お先にどうぞ！

ＧＭでは。

羽鳥 綾乃それでは、先生、お願いします。

羽鳥 綾乃シーン表推奨とかありますですか？

ＧＭそうだそうだ、シーン表の解説を忘れていた。

ＧＭ基本的に「いきなり出島とかにしなければシーン表は自由」としています。

ＧＭいいのよ、楯丸さんはHLSTを振っても。

加佐見エリカシーン表……うーん、学校内ですかねぇ。綾乃さんの都合のいいようにで大丈夫ですよ。

羽鳥 綾乃大人しいのにします。

羽鳥 綾乃トラブルシーン表 → ずて────ん！　あいたたたた……同行者がつまずいたせいで、巻き込まれて転んでしまった。

加佐見エリカこれは先生がやってしまったんだな……。

羽鳥 綾乃ですかねぇ。巻き込まれて転倒しました。

羽鳥 綾乃「っと……大丈夫ですかー？」

羽鳥 綾乃チュッパチャップスバニラ味くわえながら。書類拾い手伝います。

加佐見エリカ「きゃっ……！」大事な書類を盛大に落としてしまった。今日は厄日だろうか。ひたすら自分に嫌気がさす。「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……！」伸びた白い腕に、ぶんぶんと頭を振った。

羽鳥 綾乃「そんな、謝らなくとも良いですよー。自分のせいですからー」

羽鳥 綾乃くつり、と笑って、演出【石仏】で動きづらくしてみる。

加佐見エリカ「うぅ……ごめんなさいぃ……」身体がだるい。消え入りたい気持ちに引き摺られて体調まで悪くなっているのだろうか。半分ほど拾い終え、残りの書類を受け取るために少女の顔を見た。

羽鳥 綾乃「はい、どうぞ……油断したら駄目ですよ？」

羽鳥 綾乃笑顔で残りの書類手渡し。

加佐見エリカ「はい……ありがとうございます」消え入りそうな語尾。またやってしまったと思うのは今日だけでも何度めだろうか。自分よりも一回りは年下だろう少女に頭が上がらない。

羽鳥 綾乃で、【石仏】で動きを封じて様子を見た、ということで≪呪術≫で感情を結びたいな、と。

ＧＭはい！　判定をどうぞ。

羽鳥 綾乃≪呪術≫ (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功

羽鳥 綾乃よしよし好調なのです。

加佐見エリカじゃあこちらは≪意気≫で判定しますね。

羽鳥 綾乃あ、いえ感情はこちらからなので先生は判定せずとも大丈夫ですよ

加佐見エリカあら、そうですか。ありがとうございます。すっかり忘れていて。

羽鳥 綾乃感情の種類（ＥＴ）だけ振ってもらえれば大丈夫です。

ＧＭですです。（解説が追いつかなかったダメＧＭの顔）

加佐見エリカ感情表 → 友情（プラス）／怒り（マイナス）

羽鳥 綾乃感情表 → 共感（プラス）／不信（マイナス）

羽鳥 綾乃「先生ってば、忍者なんだから油断したら駄目ですよー」

羽鳥 綾乃でないと、足元掬われますよ？と忍者仲間の共感を。

加佐見エリカ「はっ、はい……」ふわっとしていて可愛らしいし、いい子だなぁ、と、おこがましい様な気がしながらも友情を感じます。

羽鳥 綾乃「それではー」

羽鳥 綾乃とひらひらと手を振って退散。

羽鳥 綾乃「……始末しちゃうのはつまらないなー」

羽鳥 綾乃ばりん、と飴を砕きながら、反応次第でエンドで大丈夫です。

加佐見エリカよろよろと立ち上がり、目的の教室に向かいます。

加佐見エリカそうだ、私も大人で先生で忍者なのだから、しっかりしなければ。自分よりも一回り以上年下の少女にたしなめられているようでは……とうだうだ考えながら、エンドで大丈夫です。

ＧＭえー。初めての方なども多いので確認しておきましょう。とることのできる行動は主に感情判定・情報判定ですね。

ＧＭダメージを受けている方、居所を持っている方……もいないはずなので、回復と戦闘は置いておきましょう。

ＧＭ情報の独占を狙って最初から情報を抜きに行くもよし、

ＧＭあとあとの情報共有などを狙って感情判定をしておくもよしです。

ＧＭご希望ありますかー？

あなろぐ時計他に希望なければ何かやりたいなとは。

よはんお、ではどうぞどうぞ。わたしは後手でかまいません！

ＧＭでは、加佐見先生に行きましょう！

加佐見 エリカこれシーン表振ればいいですかね。

ＧＭはい、シーン表は自由となっておりますー。どうしても○○でのシーンがしたい、という場合はなしでもおーけーです。

加佐見 エリカトラブルシーン表 → 同行者が行方不明になる。アイツめ、どこへ逃げたッ！

加佐見 エリカトラブルシーン表使わせてもらおう。では、一緒に歩いてた教師仲間と逸れたってことにしますね。

加佐見 エリカ出演したい方いらっしゃいます？

羽鳥 綾乃呼ばれれば出ますよ、と。感情修正などもつけますし。

羽鳥 綾乃むしろ出て良いのです？

加佐見 エリカうーん、じゃあ、綾乃さんと楯丸さんお願いしていいです？

鴉取 楯丸ＯＫ！　出ましょう！

羽鳥 綾乃了解ですよー。その辺を通りすがります。

加佐見 エリカ「……川上さん、どこいっちゃったんだろう……」

加佐見 エリカ大学という施設は、広い。その上、人も多い。

加佐見 エリカさっきまで一緒にいた講師仲間と、はぐれてしまった。はぐれて……置いていかれたわけではないと思いたい。いや、逸れたなら尚更、申し訳なさから私は、彼女の姿を探す。

加佐見 エリカお二人登場どうぞー。

羽鳥 綾乃「あらぁ？　お疲れ様です、先生」

羽鳥 綾乃新しい飴を舐めてたら、またバッタリと再会した模様。

鴉取 楯丸ではこちらは路地裏でパラシュート片付けているころに、近くで２人が出会った――ということにしましょうか。

加佐見 エリカかけられた声に振り返る。

加佐見 エリカ「あっ……」

加佐見 エリカ銀髪の、少女。さっき助けてくれた生徒だと気づいて、記憶から彼女の名前を引っ張り出そうと、するも――

加佐見 エリカ「あなたは……えっと……」

加佐見 エリカ思い出せない。申し訳なくて、視線を泳がせる。

羽鳥 綾乃「綾乃ですよー。後ろにいるから見えにくいと思いますけど……」

羽鳥 綾乃くつくつと笑いながら。

羽鳥 綾乃「そして……先、パイ？」

羽鳥 綾乃きっと名物的な先輩として名前は知っている、のですかね？

鴉取 楯丸「ちぃっ！　ばれてしまっては仕方がない」パラシュートをずるずると引きずったまま路地裏から姿を見せましょう。

鴉取 楯丸「加佐見先生、それと羽鳥女史、こんにちは。今日もいい日和ですな！」太陽をまぶしそうに見つめる。

加佐見 エリカ「ごめんな、さい……」

加佐見 エリカやっぱり訳の分からないままに謝って、綾乃さんが先輩と呼んだ人へと視線を移す。背の高い、男子生徒。目を逸らしてしまう。……背の高い男子生徒は、怖い。

羽鳥 綾乃「ごきげんよう、先輩。本日も忙しそうですねぇ」

羽鳥 綾乃つられて見上げた太陽は、今日も燦々と輝いている。

加佐見 エリカ「えぇ、はい……」倣って太陽を見ようと試みる。……首が痛い。

加佐見 エリカ「あ、の……」それより、聞かなければ。「……川上先生を、見ませんでしたか……？」

羽鳥 綾乃「川上先生……今日はカツカレー、と歌いながら食堂に向かっていたような」

鴉取 楯丸「いやーちょっと内定者懇親会が」ずるずる。加佐見先生をじっと観察しつつ。「おお、今は食事時ですか」時計を日本時間に合わせなくてはならない。

川上先生（青空に浮かぶ「今日はカツカレー♪　カッカッカツカレレー♪」と朗らかに歌う川上先生のイメージ）

加佐見 エリカ「……は、はぁ」置いていかれた。さっき、一緒に昼ごはんを食べませんかと誘ったはずなのに。

加佐見 エリカ「川上先生、カツカレーお好きですもんね……。マイペースだから、よく、勝手にいなくなってしまうし……」

加佐見 エリカ笑顔が苦しい。こちらに向けられる視線が、心苦しい。

加佐見 エリカ「私も、お昼ご飯……」小さくつぶやく。そういえば、川上先生が意味深なことを言っていたことを思い出す。

加佐見 エリカ「……変なこと、聞きますが。二人とも、単位は……大丈夫、ですよね……？」

加佐見 エリカ最近、ネットで講師が死ねば単位が貰えるという噂が流れている、と。

羽鳥 綾乃「……勿論、大丈夫ですよー。ねー、せんぱーい？」

羽鳥 綾乃キラキラ笑顔で答える。悪意なんかないですよ（笑顔

鴉取 楯丸「HAHAHAHAHA」ひとしきり笑ったあと、　朗らかそうな笑顔はどこへやら。「……先生……」ぎらりと瞳が輝いて。

加佐見 エリカ「……ひっ！　ご、ごめんなさい……っ」反射的に一歩後ずさる。

鴉取 楯丸その一歩をさらに踏み込んで、加佐見センセーに顔を寄せて耳元でごにょごにょ。「その件に関しまして、後ほどお話があります」

鴉取 楯丸周囲をぱぱっと見渡す。「ここは人目が」まがおだ。

羽鳥 綾乃「…………先輩、大変そうですね」

羽鳥 綾乃早めに仕事片づけたほうが良いのかな、とか少し思いつつ。でももうちょっと遊びたいしなー、とほのぼの考えてます。

加佐見 エリカ「……あっ、ああああああ、あと、で……！？」耳元に顔が寄せられる。驚いて、声が上擦る。

鴉取 楯丸「ええ。かならずひとりでおいでください」ごにょごにょ。

ＧＭこいつ殺る気だ……！

加佐見 エリカサシで殺る気だ……

羽鳥 綾乃お仕事取られるです！？

加佐見 エリカ川上先生に言われたことが不安だし、でも安心したいし、ということで、楯丸さんに情報判定してもいいです？

ＧＭはいっ、情報判定、対象は「秘密」ですね？　指定特技を決めてダイスロールをどうぞっ。

加佐見 エリカはい、では川上先生に教えてもらったということで、≪伝達術≫で。

加佐見 エリカ≪伝達術≫ (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功

ＧＭギリギリだわ！

加佐見 エリカギリギリだ。わーい！

羽鳥 綾乃おう、修正入れます？と思ったけど大丈夫でしたね、良かった。

ＧＭではひみつのほう、加佐見せんせと、感情共有で綾乃さん。スカイプで投げますねー。オンラインになっておいてください。

加佐見 エリカ「…………」こんな時、何て言ったらいいのか分からない。

加佐見 エリカ「えっと、あの、その……後で、ですね。……３時から、でしたら……」

加佐見 エリカどう言えばいいのか分からない、けれど。彼の話を、もう少しちゃんと聞こうと、思った。

羽鳥 綾乃「なーるーほーどー」

羽鳥 綾乃ばり、と飴を砕く。それはそれは。やりがいもあるというもの。

羽鳥 綾乃「じゃ、私はちょっと用事があるので……」

羽鳥 綾乃と立ち去ると、二人の足元に紙が（居所を二人に渡します）

加佐見 エリカ「……？」縁帰ると、綾乃さんがいなかった。代わりに残された紙を拾い上げる。

鴉取 楯丸「ええ。お待ちしております」場所を指定の上で、ぱっと離れましょう。垂れ下がったパラシュートがずるっとあとを追う。

鴉取 楯丸「羽鳥女史……いや言いにくいな。綾乃くん、いずれまた」ふむ。手を振りつつ紙を拾いましょう。

羽鳥 綾乃居所があると、戦闘を挑んだり、判定が必要ですが乱入出来たりしますです。

羽鳥 綾乃信頼の証として、どうぞ（にぱー

鴉取 楯丸あやしい！！！

鴉取 楯丸「ではのちほど」とウィンクして、ずるずるとパラシュートを引きずってこちらも退場しましょうか。

加佐見 エリカ「……は、はぁ……」へなへなと座り込む。男性に近寄られるというのは、どうにも慣れない。

加佐見 エリカ彼について分かったことと、川上先生に聞いたこと。合わせると、約束の場所で何があるのだろう。考えながら……名前を聞き忘れたことを思い出した。

加佐見 エリカこれでシーン〆です。

ＧＭはーい。

ＧＭではでは、残り手番は男性陣になりますね。

九頭龍 裁学校シーン表 → 校舎と校舎をつなぐ渡り廊下。あなた以外の気配はないが……。

九頭龍 裁校舎と校舎の間の渡り廊下。いつもは行き交う人でにぎわうこの場所も、昼休みのこのひとときだけは人気がなくなる。

九頭龍 裁そこに現れた九頭龍裁。彼以外は誰もいない……いや、そうではない。

九頭龍 裁「川上君、もう来ているんだろう？」

九頭龍 裁すっと音もなく現れる川上先生。「はい、ここに」

九頭龍 裁「それでは加佐見さんは、まもなくこちらに来るということで間違いないのだね？」

九頭龍 裁「はい、誘導は滞りなく」

九頭龍 裁「よろしい、ならば君は食堂に行ってカレーでも食べてきたまえ」

九頭龍 裁「御意」と返事をしてから「今日はカツカレー♪　カッカッカツカレレー♪」と歌いながら立ち去る川上先生。

九頭龍 裁やがて入れ違いになるかのように、加佐見先生が現れると言うところで加佐見先生お願いします！

加佐見 エリカ「…………」渡り廊下に一人立っている壮年の男性に、思わずあっ、という顔をしてしまった。

加佐見 エリカ「……おはようございます」顔を見たことがある気がする。偉い人だったらどうしよう。

九頭龍 裁それでは議員スマイルを浮かべながら「やあこんにちはすみません。私はしがない市議をやっている九頭龍と申します」

九頭龍 裁「学校の見学をしていたところなんですが、道に迷ってしまいまして……よろしければ先生、食堂まで道案内をお願いしてもいいですか？」と同行をお願いします。

加佐見 エリカはっとした。「……九頭龍裁先生、本日は御足労頂きありがとうございます。その…………かしこまりました」

加佐見 エリカ権力には従うしかない。書類を取りに行く用事があったけれど、九頭龍先生を食堂まで案内しようと歩きだす。「……こちらです」

九頭龍 裁「いやあ、すみません、お忙しいところを」と恐縮しながら「ところで失礼ですが、貴女はもしや加佐見先生では？　娘からかねがねご高名は伺っています」と聞いて反応をみます。

加佐見 エリカ「……えぇ、加佐見です。……娘さん、が……」いらっしゃるのですか。

加佐見 エリカその言葉は口から零れなかった。あっ、と声をあげそうになるのを堪える。「……大変、聡明な娘さんで……」これは、まずいかもしれない。

九頭龍 裁その反応から、加佐見が娘のことを知らないことを裁は確信する。「そうですか、娘の優良がいつもお世話になっております」だがそんなことをおくびにも出さず、裁は続ける。

九頭龍 裁「これからもどうぞ、娘のことをよろしくお願いします」とにこやかに笑いながら無言のプレッシャーをかけて……

九頭龍 裁今後の作戦に役立てるべく、≪調査術≫で感情を振ってみたいと思います。

ＧＭどうぞー。先生がどんどん感情強者に。

九頭龍 裁≪調査術≫ (2D6>=5) → 10[5,5] → 10 → 成功

加佐見 エリカ感情表 → 憧憬（プラス）／劣等感（マイナス）

九頭龍 裁感情表 → 友情（プラス）／怒り（マイナス）

加佐見 エリカでは、劣等感を取ります。私はこんな風に堂々とできない。

九頭龍 裁じゃあこちらは難しいところですが、ちょっとオドオドしているところに苛立ちを感じたと言うことで怒りをとります。

九頭龍 裁あ、スラッシュつけちゃいましたが、シーンを〆なきゃいけませんね。

ＧＭぷんすか。もうしばらくロールなどあったらそれでシーンを閉じましょう。加佐見先生の反応もうかがうといいかも。

加佐見 エリカ「も、申し訳ありません……以後、気をつけます……」なんだか、空気が刺さっている気がして、私はどうしてかそう返してしまった。

九頭龍 裁それでは、どこかしら苛立ちを覚えながらも加佐見先生の表情を伺い、「では食堂へ行きましょう」と話を振ります。

羽鳥 綾乃では、すこしお邪魔出来たら。

羽鳥 綾乃≪潜伏術≫ (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功

羽鳥 綾乃食堂に向かう途中で、すれ違う感じですかね。

羽鳥 綾乃「あら、今日はよく逢いますねー」

羽鳥 綾乃さっき飴は砕けたので今はくわえていない。

羽鳥 綾乃「そちらの方は……確か、九頭龍議員、でしたか？」

羽鳥 綾乃にこ、と微笑みかけ。

加佐見 エリカ「……綾乃さん」ちら、と視線を向け、会釈する、つもりが頭をぶんと振ってしまう。

九頭龍 裁「御嬢さんのような美少女に存じてもらえるとは、至極光栄です」と会釈する九頭龍。

羽鳥 綾乃「もちろん、お噂はかねがね聴いておりますもの……」

羽鳥 綾乃笑顔のまま会釈返し。

羽鳥 綾乃「私、羽鳥と申します。以後お見知りおきを」

羽鳥 綾乃と夜顔用？の名刺を。居所お渡しします。

羽鳥 綾乃これで、次の手番以降に自分に戦闘を挑むことが可能です。もしくは私が誰かと戦闘する際に乱入出来るかもです。

九頭龍 裁了解しました。それではこちらは、「これはどうもご丁寧に」と言いながら表の顔の名刺を渡して……

九頭龍 裁どこか得体の知れなさを感じる綾乃に対して≪調査術≫で感情判定を！

ＧＭっとと、判定はシーン１回ですのん。

羽鳥 綾乃ですです、自分は単に居所ばらまくためだけに出ました（

九頭龍 裁あ、そうでしたね、すみません。それじゃあ得体の知れなさを感じつつ、こちらは終了で！

ＧＭ加佐見センセなにかあれば。

加佐見 エリカ気まずそうに綾乃さんを見てるぐらいですかねー。

羽鳥 綾乃「今後、よろしくお願いしますね」

羽鳥 綾乃にこ、と無邪気そうに微笑み購買へ。

ＧＭでは。次のシーン行けますかね。

ＧＭ自動的にパイセンの手番になるっすよ！

鴉取 楯丸はーい！　ドラマシーンにします！　全体としては加佐見先生と会って話すシーンとする予定です。

鴉取 楯丸登場人物は、加佐見先生と、あと優良にお願いしていいでしょうか。場所は、シーン表で決めましょう。

加佐見 エリカはーい！

九頭龍 優良お？　出るすか？　やるっすか？（空中にぱんち）

鴉取 楯丸ありがとうございます。シーン表どうするかな。学校シーン表を大学に置き換えるか。

鴉取 楯丸学校シーン表 → 学食のカフェテリア。生徒たちがまばらに席につき、思い思い談笑している。

鴉取 楯丸カフェ……人が多そうですね。では、こうしよう。

鴉取 楯丸楯丸がエリカに指定した場所は、講義のない片隅の教室、なんですが、楯丸と優良はそこにはいない。

鴉取 楯丸カフェテリアの窓辺、教室が見える位置から、加佐見センセーを観察しています。

鴉取 楯丸指定時間から５分過ぎ。先生を待たせてる感じだ！　時代がかった真鍮の望遠鏡で教室を覗き見て、先生を観察している。

鴉取 楯丸「ターゲット確認。待っているな」隣には優良。

九頭龍 優良なぜか参考書を頭にかぶって（隠れているつもり）、ごく真面目な顔で、

九頭龍 優良「よくわからないけど確認しましたっ。…………」

九頭龍 優良「…………」

九頭龍 優良真顔で、「ところであたしたち、何をやってるんすか？」

加佐見 エリカ「……どう、しよう……」指定された教室に行った、ものの、そこには誰もいない。

加佐見 エリカ何度も出たり入ったり、隣の教室と間違えていないかと、かれこれ五往復ぐらいした、けれど、この部屋で間違いないはずだ。

加佐見 エリカ時計を見る。時間を間違えたなんていうことも、ないはず。だとしたら……すっぽかされているのだろうか。

加佐見 エリカ川上先生の言葉を思い出す。まさか、と、思わず身構えてしまう。しかし、誰も入ってくる気配はない。

鴉取 楯丸「これは作戦だ」真鍮製の望遠鏡で覗きつつ、優良に答える。

鴉取 楯丸「頼み事をするときには幾つかノウハウがあるんだ。人は焦ると判断能力を失うからね……しつこく食い下がるとき、早く切り上げようと思うだろう？」

鴉取 楯丸「そして手順の確認だ。まずターゲット。加佐見エリカ、XX歳。英語担当。スリーサイズは……」「……ふむ」なお、パラシュートはまだついている。

九頭龍 優良「白衣の上からスリーサイズわかるのヤバくないすか」と言いながら、同じくカザミ先生のほうを見る。

九頭龍 優良……なんだか、話を早く切り上げるどころか、めっちゃ泣きそうな顔をしているように見えるが大丈夫だろうかあれ。パラシュートは何に使うんだろう……

鴉取 楯丸「川上先生が教えてくれたよ。持つべきは友だな。それから役割分担だ。僕が先生と話そう。優良、君は人が来ないか見張っていてくれ……ではそろそろ行くか」立ち上がり、パラシュートを引きずって教室へと向かいましょう。

鴉取 楯丸加佐見先生、おまたせしました！　のそりと出てきます。「遅くなりました」ふたりで入って、後ろ手で鍵を閉める。

九頭龍 優良「あっ飛び降りるとかじゃないんですねそれ！？」と、やっとツッコミ入れたりしつつついていく。

九頭龍 優良見張れと言われたので、よくわからないなりにあからさまにきょろきょろしているぞ。

加佐見 エリカ声。思わず、ひっ、と心臓が跳ねた。「ち……遅刻ですよ」人影は、二つ。例の彼と、もう一人は九頭龍先生の娘。

加佐見 エリカ後ろ手で鍵を閉めたのを見逃さない。見逃さないだけで、何ができるというわけでもないけれど。「それ、で……要件、は……」正直、とても怖い。

鴉取 楯丸「まずは正攻法から行こう」腕をぽきぽきと鳴らしつつ、視線を見据えて、ゆっくり先生へと近付く。「先生……」

鴉取 楯丸そのまま土下座します。「単位ください」

加佐見 エリカ「……へっ」呆気にとられた。「………」そのまま、誰も何も言わない時間が、十秒ほど。

加佐見 エリカ「……落としそう、なんですね……」恐る恐る、青年を見下ろす。

九頭龍 優良（え？　あれ？　これあたしもやる流れ？）って顔を一瞬しながら、やはりきょろきょろしているよ。

鴉取 楯丸「その通りです！！！」土下座したまま。「あと優良もです。どうかお慈悲を！！！」力強い声で返答します！

九頭龍 優良「え、お辞儀？」空耳しながらとりあえずお辞儀をする！

加佐見 エリカ「えっ……えっ……」どぎまぎしながら二人を見回す。二人とも……授業であまり、見ない。

加佐見 エリカちら、と後ろを見る。鍵は閉まっている。しかし……「えーと……」しかし……

加佐見 エリカここで単位をあげてもいいものか。いや、よくはない。けれど……

加佐見 エリカお辞儀をしている女の子の方は、九頭龍先生の娘さんだ。ここでこっそり単位をあげれば穏便に済ませられるのでは。

加佐見 エリカでも、二人はあんまり授業に出ていない。レポートの提出も遅れていた。それは学生として宜しい態度ではない。でも……

加佐見 エリカ迷いに迷って、

加佐見 エリカ「……ごめん、なさい……あげられません」俯いて、答えた。

九頭龍 優良えーっと、と首をかしげ、「センパイ、そもそも試験前に単位がもらえるわけないのでは」バカは意外とまともなことを言った！

鴉取 楯丸「その通りだ！」ビシィっと優良に返しつつ、がばっと立ち上がろう。「出席日数の計算がね……いや今それはいい。いいさ。ここまでは予想の範疇だ！」

鴉取 楯丸「では先生……」ではそのまま壁ドンします。

鴉取 楯丸「僕と付き合ってください」つとめてまがおで。

加佐見 エリカ「えっ……！？」近づく距離。ぷつ、と音がした。頭の先まで白くて、熱い。

加佐見 エリカどうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう。……………………。

加佐見 エリカ落ちつけ、落ちつけエリカ。×１０

加佐見 エリカ……………………。

加佐見 エリカ「あの……」どうにか、口を開く。「では、はないでしょう……」

九頭龍 優良（出た！　楯丸センパイお得意の奴だ！）と、手に汗握って脳内実況してるよ！

九頭龍 優良（見るのは８回目……うち３回があたしに運動部の過去問を取ってきてもらうときだ……！）

鴉取 楯丸判断力が弱っている！　チャンスだ！　「残念。代わりに、せめて友達になってくれませんか。また、試験範囲と追加レポートによる加点をよろしくお願いします！！」ぱっと離れて腰を９０度折る！

鴉取 楯丸若干言の葉に違和感を感じつつ、、ここで判定しましょう。ええと……。

鴉取 楯丸感情判定、≪第六感≫から。理由なんてない！！

鴉取 楯丸≪第六感≫ (2D6>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功

鴉取 楯丸感情表 → 共感（プラス）／不信（マイナス）

加佐見 エリカ感情表 → 友情（プラス）／怒り（マイナス）

鴉取 楯丸共感を取りましょう。せんせいもたいへんだなーとおもいつつ。

加佐見 エリカ単位ほしさにここまでやってくることに対してちょっとイライラします。怒りで。

ＧＭはーい。では演出があったら〆でー。優良ちゃんが「これあたし何すればいいんだ」って顔してますよう。

加佐見 エリカ「い……いい加減にしてください！」大きな声に自分でも驚いた。

加佐見 エリカ「た……単位がほしいなら……ちゃんと、真面目に授業に出て……真面目に勉強して下さい。……学生、なん、ですから……」ものの、勢いは長く続かない。声を張り上げてしまったことに対して、自分でも恐ろしくなっている。

鴉取 楯丸「……どうも、たいへん失礼しました」　ぐうのねも出ない！！！！

鴉取 楯丸「行こう。優良。作戦の練り直しだ」バツが悪い。頭をぼりぼりと掻いて身を翻し、優良に声をかける。解錠して扉を開き、エリカに向かって振り返る。

鴉取 楯丸「埋め合わせできるなら、なんでもします。こちらも卒業がかかっていますので、どうか」言葉を迷いつつ。

鴉取 楯丸「……よろしく、お願いします」先に出て、扉を締める。頭をぼりぼりと掻きつつ、「うーむ」こういうのはよくないなあ、と思いつつ、

加佐見 エリカはあ……と、安堵の溜息を吐いてその背中を見送ります。返事をする余裕はなかった。

九頭龍 優良「え……！？　セ、センパイ？　今のなんだったんすか？　ほんとに土下座で単位乞いしただけー！？」とおろおろしながら手を引かれていこう。

九頭龍 優良先生の怒り顔を見て、一瞬、うう、と何が何だかわからないうちに叱られた子供のような顔をして、

九頭龍 優良「あ……その？」

九頭龍 優良何か言おうとしたところで、扉が閉まります。

ＧＭではこれで第１サイクル終了となります！

加佐見 エリカ宜しくお願いします。そろそろ殺されるかな？

羽鳥 綾乃大丈夫よ先生、私がやるじゃない（

加佐見 エリカしっかり殺されるｗｗ

ＧＭちなみに次回は第２サイクル、また優良ちゃんの手番から始まります。

ＧＭここは加佐見先生あたりに感情を取っておきたいところですが……シーンの流れとしてはセンパイと反省会したくもありますね……。