国立兵站大学Ｗｅｂシラバス

ＧＭではでは。

ＧＭへえ……単、第……何夜だっけ？　まあいいや。第二サイクルの開始です！

九頭龍 裁よろしくお願いします！

羽鳥 綾乃よろしくお願いしまーす！

鴉取 楯丸よろしくおねがいします！

ＧＭ１サイクルと同様、最初はＮＰＣの手番と言うかたちのマスターシーンで、まあ適当に加佐見せんせと感情でも結びたいのですが、

ＧＭとりあえず反省会しません！？

鴉取 楯丸おう！！！！

ＧＭえー、じゃあ、ちょっと楯丸センパイ出てください。加佐見せんせはちょっとあとで、ということで……大丈夫かな。

ＧＭシーン表……は別にいいか。

ＧＭあれからしばらく、どこかの校舎裏とか、使われていない倉庫裏とかそんなどこか。

ＧＭ二人で座って向かい合い、間に袋を皿に広げたポテチを置いて、顔を突き合わせて反ｓ……作戦会議。そんな感じで良いでしょうか？

鴉取 楯丸はーい。いかにも貧乏学生……！

鴉取 楯丸頭を掻いて気まずそうにしていましょう！！

九頭龍 優良「センパイ……」まじめな顔で。「やっぱり最後のはちょっとまずかったんじゃ……」

九頭龍 優良「っていうかよく考えるとっすね、アレやられて怒らない人類、あたしくらいしかいないのでは」

鴉取 楯丸「うん……そうだね……いや……もうちょっといろいろ考えてはいた……んだけど……うん……」もそもそとポテチに手をのばす。

鴉取 楯丸もともと人権なんぞと蹂躙する気で臨んだことではある。

鴉取 楯丸強引に押せばどうにかなると高を括っていたのか。着地地点でたまたま遭遇した勢いを駆ったのか。ともかくも、

鴉取 楯丸「……はい。ごめんなさい」頭を下げる。これでは、よくない。どちらにたいしても、だ。

九頭龍 優良けろりとした顔でポテチをもさもさやったり生あくびをしたりしていたけれど。

九頭龍 優良自分より二回りは大きい相手がうなだれる。視線が合う。

九頭龍 優良「うーん」

九頭龍 優良と、大げさに唸ると、身を伸ばして、楯丸センパイの生え際あたりをわしわしと撫で、にっと笑う。

九頭龍 優良「しっかたないっすねえ、なんなら、あたしが代わりに謝ってきたげますよ」

鴉取 楯丸されるがままに、わしわしと。「代わりか……」自分で謝る機会を伺うのが筋。しかし、すこし間を置くのもよいだろうか。何しろ、さほど時間がない。思案顔。

鴉取 楯丸結論はほどなく出た。

鴉取 楯丸「わかった。優良がそういうなら、任せよう。僕のほうからももう一度行くのが筋だろうけど、今は、うん」手をとって、ゆっくり顔を上げる。

九頭龍 優良「はい」と目を細めよう。

九頭龍 優良「まっかせてくださいよ！　ボロクソ言われるのだったら、センパイよかあたしのほうが絶対得意っすもん」

九頭龍 優良そう言って立ち上がって胸を張る！

鴉取 楯丸「そこは自慢するところかなあ」ぼやきつつ。おなじく立ち上がってポテチのゴミを片付けましょう。以上かな！

九頭龍 優良あ、じゃあ、最後に。

九頭龍 優良じゃ、と駆けだし際に振り返って、センパイにこう言いましょうか。

九頭龍 優良「あ、じゃあ代わりに、今日バイト先までアシやってくださいよお。最近日も早いんで」

九頭龍 優良そう言って、先生のところに行く……という感じで、場面転換にしましょうか。

鴉取 楯丸「それくらいでいいなら、喜んで」はーい。

九頭龍 優良「と、いうわけで、えっと、なんかごめんなさい！」

九頭龍 優良と言う感じで、直球で頭を下げに来たよ。場所はどこか、せんせいのいそうなところで。

加佐見 エリカ職員室的なところ？（大学の構造はよく知らないＰＬです）から出てきたところを捕まったとかですかねー。

加佐見 エリカ「は、はぁ……」と、戸惑った表情を優良ちゃんに向けています。

九頭龍 優良「セ、センパイはですね、ちょっと地球離れ？　してるところがあって！　それでなんか最後に変な事言っちゃったんだと思うんですけど！」

九頭龍 優良謝る、と言っても先ほど何が起きていたのかよくわかっているわけではなかった。えーと、と前置き、

九頭龍 優良「悪い人では……」

九頭龍 優良「ない……」

九頭龍 優良「……か？」

加佐見 エリカ「……は、はぁ……」と、目の前の女子大生に曖昧な音声を零す。

加佐見 エリカ唐突に捕まったと思ったら急に謝られて戸惑ったが、あの時に一緒にいた生徒、のようだ。

加佐見 エリカ私の記憶に間違いがなければ、彼女のフルネームは九頭龍優良、のはず。

九頭龍 優良「あ、いや……」

九頭龍 優良言い返されない、ということに、少し眉を困らせて、萎縮したように。

九頭龍 優良「えー、本人は、あれで結構落ち込んでて使い物にならなかったんで、その……」

九頭龍 優良困ると頬が笑う性質なのか、少しそぐわない笑顔のようなものを浮かべて、「せんせ、だいぶ怒ってたみたいだから」

加佐見 エリカ私は、鴉取楯丸（あの後川上先生に名前を聞いた）に腹を立ててはいるけれど、目の前にいる女子生徒に怒りは覚えていない。

加佐見 エリカ寧ろ、とても素直でいい子だと、好感を抱ける。

加佐見 エリカ正直、手放しに許せるとは言い難い。鴉取君が追いつめられてああいった行動に出る生徒なら、社会に出てから苦労するだろう。

加佐見 エリカそれでも、

加佐見 エリカ「……許さない、と言ったって、私にはどうにかする権限はありませんよ」

加佐見 エリカ少しだけ、困ったように笑ってしまう。

九頭龍 優良「え、あ。そこは、アレです。気分的に謝りに来てるんで、気分的に許してもらえないと困……るかなあ……」

九頭龍 優良言ってやや首を傾げる。今のは口に出すところだったろうか。ま、いいか。

九頭龍 優良「試験は試験ですし、ねー……。センパイも、あんなになることないと思うんだけど……」

九頭龍 優良何をやってもダメな自分はともかく、あの人ならもうちょっとそつなくやるはずだ。たぶん。たまにダメだが。たぶん。そんな含みを持って。

加佐見 エリカ「……きちんと、授業に出てくださいと伝えてもらえませんか？　課題を出します……から」

加佐見 エリカこういう時は本人が謝りに来るのが筋では、と思ったけれど、考えないことにした。面と向かって謝るということは私も苦手だし、彼と一対一になるのは怖い。

九頭龍 優良「はい！」と元気よく答え、あれ、と首を傾げ、

九頭龍 優良「というか、授業出てないのはあたしもっすから……ああ、」

九頭龍 優良ぽん、と手を打ち、得心がいったように、

九頭龍 優良「それだ。たぶんあたしが何もできないから！　だからセンパイが変な気を使っちゃって。たぶんそれです。だから」

九頭龍 優良ほら、と手のひらを向けて、「センパイは悪くないんですー……ってことに、なりません、かね」

九頭龍 優良ね？　とちょっと弱気な語尾で。このあたりで感情判定しておきましょうか。

九頭龍 優良察したので≪第六感≫（理由が思いつかない２回目）。

九頭龍 優良≪第六感≫ (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗

九頭龍 優良ああっ。

九頭龍 優良そんな日もあるさ。

加佐見 エリカ「……連帯責任、です」

加佐見 エリカはにかむように、笑う。この女子生徒は、話しやすい。

九頭龍 優良「あ、じゃあ、あたし８割ってことで！　あたしなら平気なんでー」と言いつつ。

九頭龍 優良「えっと、試験、今日が講義最終だから、来週の今日３限……とかでいいんですかね？　えっと、なんかごめんなさいだし、頑張ります、よ」

加佐見 エリカ「はい……特別補修を行います、ので……」

九頭龍 優良「は、はい。特別……特別ですね！」後半はどうした。

九頭龍 優良「まあ、センパイは大丈夫なはずです。あたしは出来が悪いから倍頑張んないとですけど」

九頭龍 優良けろりと笑って、うんうんと満足げに去って……というところで、先生から何かあれば。シーンを閉じに。

加佐見 エリカ正直、どちらも心配なのだが……と思いながら、優良ちゃんの背中を見送ります。

ＧＭではでは。

ＧＭ泣いても笑っても第２サイクル、本番開始です。

ＧＭまずは順番会議からかな。どうされますか？

羽鳥 綾乃んーと、やりたいことはあるので早めに動きたくはあるです。

九頭龍 裁とりあえず序盤は様子見したいかなあと思うところです。様子見しすぎてもあれですけれど。

加佐見 エリカどっさり課題シーンを先にやった方が、よはんさん動きやすいかなって。

鴉取 楯丸ああ、ご配慮ありがとうございます。そうだな……さっき出番ありましたし、順番としては綾乃さんに譲るのがいいかな？　２番手か３番手にやりましょうか。

ＧＭんー、綾乃さん最初でせんせは大丈夫かな？

加佐見 エリカはーい、大丈夫です！

羽鳥 綾乃ドラマシーンで。とりあえず一人で頑張るですよ。

羽鳥 綾乃東京シーン表 → 山手線の中。乗車率２００％を超える、殺人的な通勤ラッシュ真っ最中。この中でできることは限られている……。

羽鳥 綾乃では、通学シーンで。音楽聴きながらスマホをいじってます。

羽鳥 綾乃「…………♪」

羽鳥 綾乃ご機嫌そうにチュッパチャップスミルク味を咥えながら。

羽鳥 綾乃そろそろ、期限がやってくる。折角愉しい先生だから、もっともっと遊びたいのに。

羽鳥 綾乃少しつまらない。が、仕方ないと嘆息する。

羽鳥 綾乃もう一度、依頼内容を思い出し……。

羽鳥 綾乃で、≪記憶術≫で秘密にあったアレを調べたいのですが。

ＧＭほむほむ。では判定をどうぞー。

羽鳥 綾乃≪記憶術≫ (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗

羽鳥 綾乃じんつうがーん。

羽鳥 綾乃使って振り直しますね。

ＧＭはーい。

羽鳥 綾乃≪記憶術≫ (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗

ＧＭおおう。

羽鳥 綾乃……出目おかしい（えぐえぐ

ＧＭちゃ、着実に上がってきてはいる！

羽鳥 綾乃仕方ないんで、奥義使います（えぐえぐ

ＧＭん、確認しました。どうぞっ。奥義情報はそちらで貼ってくださいな。

羽鳥 綾乃で、【補給】使用します。使った分くらいは取り戻したい（切実

羽鳥 綾乃判定してしまって良いでしょうか……

ＧＭはーい。では≪記憶術≫で判定です。

羽鳥 綾乃≪記憶術≫ (2D6>=5) → 8[4,4] → 8 → 成功

羽鳥 綾乃さっき出ろやぁぁぁぁぁぁ！

羽鳥 綾乃「……分からない、なー」

羽鳥 綾乃ばりん、とミルク味を噛み砕いて、もう一個の飴を取り出す（神通丸

羽鳥 綾乃まだまだ情報は足りない。気になることは沢山。

羽鳥 綾乃……あぁ、なんて愉しいんだろう。

羽鳥 綾乃くつり、と小さく笑った。

加佐見 エリカでは、ドラマシーンで、鴉取さんと優良ちゃんに特別講義していたところから始めましょう。

加佐見 エリカ「……ですから、この場合……これ、は、間違い……になります……」

加佐見 エリカ生徒が多いと緊張するけれど、こうも少なくても、これはこれで緊張してしまう。

加佐見 エリカ特別講義もそろそろ終わる。生徒に配った分厚い、分厚いプリントの束は、十分の一も終わっていない。

加佐見 エリカ「……分かりました、か……？」おずおずと、生徒たちの様子を窺う。

加佐見 エリカということで、お二人にちょっと喋っていただいても宜しいでしょうか？

鴉取 楯丸はーい！　真面目に授業受けてますよ！

九頭龍 優良はーい！　鉛筆を握りしめたままぷるぷるしてますよ！

鴉取 楯丸「はい、大丈夫です」じっ。と先生を見つつ、優良のほうは……ダメそうだ！

加佐見 エリカところでこの講義出席しているのお二人だけということで大丈夫かしらん。

鴉取 楯丸とりあえず２人でいいんじゃないかな！　綾乃さんは出たいなら出るでしょうし、基礎英語落としてしかも補修受けるやつなんてそうそういませんよHAHAHA！

九頭龍 優良まったくだよ！

加佐見 エリカお、おう……　分かりましたー！

加佐見 エリカ「では……そろそろ授業を終わろうと……思います」たった二人しかいない生徒にそう告げて、

加佐見 エリカ唐突ですが、優良ちゃんの秘密ってここで判定できますか？

加佐見 エリカでは、生徒に勉強を教えておりましたので、ＧＭさんさえよろしければ≪伝達術≫で判定したいです。

ＧＭはい、まずは判定をお願いしましょう。

九頭龍 優良優良ちゃんは眠気と戦っている顔でちらちらセンパイに助け船を求めているぞ。

加佐見 エリカ≪伝達術≫ (2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗

ＧＭこのどどんとふおかしい。

鴉取 楯丸本格的に出ない！？

加佐見 エリカ今日は失敗多いぞ！？

ＧＭ【補給】しか成功してませんね……？

加佐見 エリカじ、神通丸どうしよう……温存しといた方がいいかな……

鴉取 楯丸そろそろ手番がまずいので、切ってくれると嬉しいですね……！

加佐見 エリカですよね……では、使用します。

加佐見 エリカ≪伝達術≫ (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功

加佐見 エリカヤッタァアアアアアアアア！！

鴉取 楯丸やったーーーーー！

ＧＭは、判定に成功しただけだよ！！！

ＧＭふーむ。

加佐見 エリカどんな秘密が出るかが問題だよ。

ＧＭ１、２でペルソナ１。３、４でペルソナ２。５、６で本秘密としましょうか。

ＧＭあっこの表記わかりづらいな！？　でも伝わるはず！

加佐見 エリカＮＰＣについてちょっと理解が浅いですが、１ｄ６で振るです？

ＧＭＮＰＣというか一般人ですが、ペルソナ含めて秘密が複数あるので、ランダムにどれを開けるか決めますー。便宜上１ｄ６で、どうぞ。

加佐見 エリカ(1D6) → 1

ＧＭはーい。ペルソナ１番ですね。

ＧＭペルソナは自動的に全公開……こいつなんにせよ全公開マシーンだー！？

ＧＭでは。優良ちゃんのペルソナ１番。

ＧＭすまんな、たぶんはずれの類だ。

鴉取 楯丸ほほう……。

九頭龍 優良「う、うー……」

九頭龍 優良目の前に積まれた課題の山にしばらくぷるぷると鉛筆を（逆手に）握りしめていましたが、

九頭龍 優良「う、うわああ！　ダメだー！　やっぱりダメだあ！　何やってもダメだああ！」

九頭龍 優良悲鳴まじりの声を上げて課題の山に突っ伏す。「ううあー……」

加佐見 エリカ「はい……では……」九頭龍優良の声に、痛ましい気持ちになる。

加佐見 エリカ「…………」自分の中で、天使と悪魔が戦うのを感じて黙り込む。

加佐見 エリカこの子が、私の授業の単位ぐらいで周りの大人に認められるならば……手伝ってあげたい、という気持ち。しかし、

加佐見 エリカ私は大人で、教師なのだ。

加佐見 エリカ「……残ったプリントは、明後日、試験当日までの課題……と、なります」あなたは頑張れば出来るはず。そう、願って。

加佐見 エリカそれに……少し考えて、止めた。軽く首を振って、「これが出来たら……欠席の件は不問にします」

加佐見 エリカそう言って、殺人的な課題を二人の生徒に投げます！

九頭龍 優良「いえ……元はと言えばあたしが……あたしが何もできないからあ……」頭を抱えつつ。

九頭龍 優良「お、お金ばっかりの温室育ちのボンクラだからあ……それでセンパイにまで迷惑……かけ……？　かけたんだっけ……？　かけられたんだっけ……？　ど、どっちだ……」

九頭龍 優良「まあいいや！」ごん！　と自分の額を机にぶつけ、ばっと起き上がる。「ふ、復活しました。大丈夫っす。いけてます」

鴉取 楯丸では、そんな様子をみて。「先生、お尋ねしたいことが」すっと手を挙げる。

加佐見 エリカ「……何ですか？」相手の胸元あたりに視線を落とし。

鴉取 楯丸「教育の目的は、問題解決能力、目的遂行能力の獲得にあると考えます。昨今では持ち込みアリの試験が増えているのはご存知ですよね」

鴉取 楯丸「つまり、辞書や外部資料、ネットワークを用いてでも、最終的に問題を解決できれば、それは能力ありとみなされる。外部環境から隔絶された想定自体に、意味がないからです。つまり……」

九頭龍 優良（出た！　楯丸センパイの魔法の呪文だ！　って目で見てる）

鴉取 楯丸「課題、手伝って構いませんか。それらを含めて、能力だと考えますが」

加佐見 エリカ私も、手伝ってあげたいと、思う。けれど、

加佐見 エリカ「……それは、九頭龍さんの実力……ですか？　鴉取君は、この先ずっと、九頭龍さんを助けられると……約束できますか？」

鴉取 楯丸ごほんと咳払い。「……将来のことまでは保証しかねますが」

鴉取 楯丸至極真面目に。「今、僕は彼女を助けたいと思っています。僕がここにいる以上、他にもいるでしょうし、この先にだって現れるでしょう。それは彼女の力だと僕は思ってます」

鴉取 楯丸……まあ、こんなことはいちいち講師に言わないのであるが。以前のことがあるので、ド正直に言ってみたのだ。「もちろん、僕も力を借ります。独力で出来る範囲は独力でやりますけれどね」

九頭龍 優良「え……あ？」

九頭龍 優良しばらく微妙な顔でぼんやりとやりとりを眺めていたが、ニュアンスは読み取ったのか、少し戸惑うように視線をさまよわせて、

九頭龍 優良「な……なーに大げさなこと言ってるんですかもー！　ほんと変な人っすよね！？」と言いながら机の上の課題をひったくる。

九頭龍 優良「大丈夫っすよ！　せ、せっかくですし……３倍頑張ればいいんですよね……５倍頑張れば……つまり」

九頭龍 優良薄笑いを浮かべ、

九頭龍 優良「寝、寝なきゃいいんですよね……」ダメそうだ。

加佐見 エリカ「…………」試験当日、根過ごさなければいいのだが。そんな、一抹の不安を抱えながら。

加佐見 エリカ「……そう、ですね」九頭龍優良に、そういった魅力があることは、私も承知している。魅力も、実力のうちだろう。「……では、二人……で……頑張って、下さい……」

加佐見 エリカそういう訳で、二人で終わればいいねって量の課題をお二人に授け、ふっとそういえばみたいに思い出します。【社交性】使って判定させていただきたく……！

ＧＭほうほう。

ＧＭ【社交性】の効果を使ってもう一回情報判定。指定特技を一応宣言して、判定をどうぞー。

加佐見 エリカそういえば、彼女の父親は、どうしているのだろう。九頭龍裁さんの秘密を。≪伝達術≫で判定します。

加佐見 エリカ≪伝達術≫ (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功

加佐見 エリカヨッシャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

ＧＭへー、ＰＣ３を行きますか。

ＧＭじゃあ最初に言っておきますけど、

ＧＭ殴らないでくださいね？

加佐見 エリカあ、はい……

ＧＭはい。

加佐見 エリカ！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？

加佐見 エリカえーと。

九頭龍 優良演出を考えよう！

鴉取 楯丸それだ！

加佐見 エリカこんな時、どういう顔をすればいいのかわからないの　みたいな顔をしています。

加佐見 エリカ比良坂機関が私を調べていた……？　首を横に振る。いや、まさか、そんな筈がない。私が、そんな価値のある人間の筈がない。

加佐見 エリカこれはきっと何かの思い違いだ。と、勝手に自分で納得して。シノビガミであるとかその辺はお二人の演出の後、シーン〆でお願いします。

鴉取 楯丸では、こちらは何も変わらず。

鴉取 楯丸「ありがとうございます」と先生に。そこに、窓からばさばさと梟（使い魔）が突っ込んできます。梟は缶コーヒーを数本抱えていてですね。ぼとぼとと楯丸の手元に落として、

鴉取 楯丸先生に一本投げて、一本を優良の頬にべたっと当てよう。「すこし休もうか」

加佐見 エリカこの二人、萌えるぞ……

九頭龍 優良「あざっす」そのまま自分でも缶を頬に押し付けて。

九頭龍 優良「？　でもセンパイ、これ……」と、課題の束を持ち上げ、邪気のない目でセンパイを見上げ、

九頭龍 優良「二人でやるとしても徹夜モノにしか見えませんけど、どこでやるつもりだったんすか？」

九頭龍 優良邪気はない。

九頭龍 裁あ、まずはシーン表でしたっけ。

九頭龍 裁館シーン表 → あなたに割り当てられた寝室。ベッドは柔らかく、調度品も高級なものばかりだが……。

九頭龍 裁使い魔から加佐見の様子を伺い、九頭龍裁はほくそ笑んだ。

九頭龍 裁「情報は隠すばかりが能じゃない……か」

九頭龍 裁今は加佐見や、加佐見を通じて秘密を知りえた者たちも、情報の使い方を考えあぐねているところだろう。

九頭龍 裁「ある意味では、私も動きやすくなったかな？」ひとりごち、やがて先程知った娘の悲痛な心の叫びに思いを馳せる。

九頭龍 裁悪いのはあの子じゃない、シノビとしての才能が無かったのも全て、世界が悪いのだ。あの子はやればできる子なんだから！

九頭龍 裁娘への想いをより一層強くしたうえで、目下、一番警戒すべきは……

九頭龍 裁羽鳥綾乃……まずはあいつの素性をもっと調べる必要がある……

九頭龍 裁ってことで≪調査術≫で情報判定よろしいでしょうか？

ＧＭほほう。いいですよー。これはたぶん【彷徨】されるな！（振り

九頭龍 裁≪調査術≫ (2D6>=5) → 6[3,3] → 6 → 成功

ＧＭはーい。

ＧＭではでは。まずは裁さんに秘密をお渡しします。見た上で【沈黙】を使うかどうかの判断を行って構いません。

九頭龍 裁心得ましたー。

九頭龍 裁受け取りました！　なるほど……

九頭龍 裁じゃあ面白そうなので、【沈黙】してみます！

ＧＭはーい！　あ、【沈黙】の判定をお願いします。

九頭龍 裁≪調査術≫ (2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗

ＧＭｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

九頭龍 裁こんだけ言って……

ＧＭではかざみせんせーにもわたります。やったね。

九頭龍 裁「ふむ」裁は新たに得た、羽鳥の情報を見て何やら考え込む。

羽鳥 綾乃「……あらー、残念ですねー」

九頭龍 裁ふと、誰もいないはずの部屋の隅から人の気配を感じた。

羽鳥 綾乃「乙女の秘密見るなんて、駄目ですよー？」

羽鳥 綾乃愉しげな微笑みと共に。影から姿が現れた。

九頭龍 裁「これでも表の顔は政治家で通っているのでね。探れる情報は地球の裏側まで行ってでも探し当てるさ」

九頭龍 裁「もっとも、月の裏側までは行ったことはないがね」

羽鳥 綾乃「私も、そこまではお仕事で行ったことはないですねー」

羽鳥 綾乃「折角議員先生とはお仕事のお話ができそうだったのに……」

九頭龍 裁「君が私の目的を邪魔しないのなら、お互いに良い仕事ができるだろうさ。ただし……」

九頭龍 裁「私の目的をもしも邪魔するようなことがあれば、その時は容赦しない。いいね？」

羽鳥 綾乃「存じておりますわよう……私も、平和にお仕事終えたいですもの」

羽鳥 綾乃ばりん、と飴が砕ける。口の端をかすかに歪め。

羽鳥 綾乃「でも。議員先生とするのはとてもとても気持ちよさそうですねー」

羽鳥 綾乃なーんて、と冗談のように付け加えて、また姿を消しましょうか

九頭龍 裁それでは「ふん、喰えないやつだ」とでも呟いてシーンを〆ましょうか。

ＧＭはーい、ありがとうございます。自動的にパイセンの手番……既視感！！！

ＧＭではでは、そろそろ大詰め第２サイクルも終盤となります。

ＧＭ残り手番は楯丸センパイのみです。お好きなラッキースケベシーン表をお振りください。

鴉取 楯丸なんだその振り！！！！

ＧＭいえ、どのシーン表でもいいんですけど、なんかこう付き合ってくださいの人には何を言ってもいいかな的な空気が……（エアろくろ）

鴉取 楯丸そのネタでいつまでも弄る覚悟ですね。いいだろう！！

ＧＭ覚悟をするのはいじられる方だけなのでは？　タコは訝しんだ。

鴉取 楯丸ええと、でもまあラッキースケベシーン表でいいかな……。

鴉取 楯丸予定としては、優良ちゃんと勉強にかこつけていちゃいちゃしつつ秘密を抜き、続けて手土産でもってお父さまと交渉するシーンをできればなと思っております。

ＧＭ勉強にどうかこつけたら服がはじけ飛ぶんだよ……。

鴉取 楯丸すこしシーンを長く取るかもしれませんが、全体的に絡みが薄い方面を埋めたいのでご容赦いただければ幸いであります……！

ＧＭまあ漫才はこのあたりにして、ではでは参りましょう。本番です！

鴉取 楯丸ではラッキースケベシーン表を振ります。

鴉取 楯丸ラッキースケベシーン表 → 何かにぶつかり、つまずいてしまう。とっさに伸ばした手が、変なところに……。わ、わざとじゃないんだッ！！

鴉取 楯丸（シーン表に羅列されている文字列と比較した結果、穏当な出目を得て安堵しています）

鴉取 楯丸では優良ちゃんご登場ください！　カラオケにこもって課題を処理していましょう。

九頭龍 優良はーい。

鴉取 楯丸はーい。では、カラオケにノートパソコンも持ち込んだりして、ふたりであーだこーだと課題を進めております。

鴉取 楯丸エリカから渡された殺人的な量の課題、しかしテーブルに積まれた課題リストの項目は、渡されたほどの量はないように見える。というか、はっきりと、すくない。

鴉取 楯丸「次の課題はー。ええっと、テクニカル・ライティングで3000wordか。なんでもいいから適当にテーマ決めて、Conclusion、Reason、Evidence、もいちどConclusion……みたいなアレか」

九頭龍 優良藁半紙の一枚とにらめっこして冷や汗をかきながら、

九頭龍 優良「せ、センパイ……それは……えっと、歌詞っすか？　歌いますか？」と片手でマイクを差し出してみる。

鴉取 楯丸「そうそう洋楽……って歌わない歌わない」マイクをもらってぶにっと頬を突く。

鴉取 楯丸「結論、理由、根拠、もっかい結論、の順番に英語で適当に３０００語。これはうーん、なんか主張したいこととその理由を、まず日本語で書いてみようか。それを英訳。根拠のほうはぼくが埋めとこう……って」顔色を見つつ。

鴉取 楯丸「すこし、休もうか。」空いたコップを手に、ドリンクバーに向かうかと立ち上がる。が、

鴉取 楯丸おもいっきり弁慶の泣き所を打ち、氷入りのコップを落とすまいと体勢を崩す。「と、と、っと……ちょ、そこ！」

九頭龍 優良「え！？　どこ！？」室内にもＵＦＯは出たりするんだろうか……じゃない！　思い直して顔を上げると、倒れかかっている楯丸センパイが目に入る。

九頭龍 優良「ってうわー！」

九頭龍 優良反射的に手を伸ばして止め支えようとするものの、大の男を支える筋力が優良の身にあろうはずもない。結果動きはちぐはぐになり、

鴉取 楯丸なんとか氷の入ったコップはぶちまけまいとふわっと垂直に落とすが、時すでに遅し。

鴉取 楯丸体勢の崩れは持ち直せず、そのまま優良の側へと倒れこんでしまう。覆いかぶさるように、壁際のソファに優良を押し倒す格好となる。

鴉取 楯丸「ててて……」コップは無事だな、よし。ぶちまけてない。セーフ。

鴉取 楯丸「優良、大丈夫か？」衝撃は殺したし、下はソファだ。怪我はないと思うが、心配になって様子を窺う。

鴉取 楯丸と、やがて自分の手がどこに置かれているかに気付いた。ふに。「……あ」

九頭龍 優良「ったあ……い、じょうぶっすけどぉ……」衝撃にやや身を固くしたまま、腕の中で身をよじり、体勢を確認して、落ちたコップに視線を落とす。

九頭龍 優良「……っ、センパイ」

九頭龍 優良もー、とぼやいて、肩を落とすようにして力を抜く。「何やってんすかもう。場合によっちゃセクハラっすよこれ」

九頭龍 優良そう口では言っているものの、払いのける様子も、焦る様子もなく、まるで無警戒にセンパイを見上げよう。

鴉取 楯丸ごほんと咳払い。「すまない。わざとではないし、悪気があるわけでもない」といいつつも、楯丸もその姿勢のまま、動かずに。「……どかしたほうがいいかね？」

九頭龍 優良「そこは聞くんですね！？」とツッコミを入れながら、そこでやっとどかせどかせとボディーランゲージをしよう。

九頭龍 優良ぐに、とセンパイの胸元辺りを軽く押しながら、

九頭龍 優良「わかってますって。わかってますから。てーかセンパイはあたしに甘すぎっす。冷たいのくらい平気っすよ」

九頭龍 優良といって、ちらっとコップに視線を戻したりする。「あれ」に意識をとらわれていなければ、ここまで間抜けな転び方はすまい。たぶん。

鴉取 楯丸しれっと退きつつ、助け起こそう。「いけないかな。まあ、何事もなければ重畳至極」

鴉取 楯丸ふたたびコップをとって、脛のしびれに気付いてひとたび座る。カラオケのテーブルとソファの間が狭いのがいけない。

鴉取 楯丸「戻ったら、そうだな。休憩がてら、卒業旅行の相談でもしようか。行きたい場所があるんだ。随分山奥になるが、知り合いに天文台を管理してるおばあちゃんがいてね。師筋にあたる人なんだが……」

鴉取 楯丸詳しくは後でいいか、と思いつつ。「飲み物、なにがいい？」

九頭龍 優良「あ、こないだ言ってた月面３泊４日は思いとどまったんすね、人集まらなかったっすもんね」と勝手に設定を盛りつつ。

九頭龍 優良飲み物ねえ、とテーブルに置きっぱなしの簡易ドリンクバーメニューを手に取りながら、

九頭龍 優良「卒業旅行かぁ……行けたらいいなあ。ってか、センパイこそ大丈夫なんすか？」と首を傾げよう。

九頭龍 優良「あたしはともかく、センパイ、内定あるっつってましたし。正社員じゃないっすか。カッコいい！　……じゃなくて、忙しくないんすか」

九頭龍 優良飲み物はちょっと悩もう。家では緑茶だけど、こういうところってウーロン茶しかないよなあとか思ってる。

鴉取 楯丸「僕は、うーん。そうだね。こういうのは……」困ったように頭を掻いて。「優先順位の問題ってやつだ。ひねり出そうと思えば、案外なんとかなるんだよ」待ちつつ。

九頭龍 優良「そっすか、難しいっすね」と、よくわかっていないような顔で言って、ぽふ、とソファの背もたれにもたれ直し、

九頭龍 優良「んー、でも、なんか、ありがとーございます」とメニューで顔を隠しながらちょっと笑う。「あ、紅茶でいいっすか？　あったかいの。違いとかわかんないんでどれでも」

鴉取 楯丸つられて、微笑む。「了解」――と、ここで情報判定をします。対象は優良の秘密。指定特技は、≪千里眼の術≫です。

鴉取 楯丸アストラル知覚を通じて、優良の秘密を暴きましょう。……楯丸の心情的にあまりやりたくはないですが、本件にはなにかあると察せざるを得ない！

鴉取 楯丸感情修正ください！

九頭龍 優良えー。

鴉取 楯丸２サイクル目最後ですよ！？

九頭龍 優良反射的に渋ったけど感情修正投げるよー！

鴉取 楯丸わぁい！　ありがとうございます！　では。

鴉取 楯丸≪千里眼の術≫ (2D6+1>=5) → 11[5,6]+1 → 12 → 成功

ＧＭ1d6、偶数でペルソナ、奇数で秘密としましょう。

鴉取 楯丸 (1D6) → 4

鴉取 楯丸ペルソナ。よしよし。

ＧＭはーい。

九頭龍 優良そういってセンパイと目があったところで、ぴこん、と頭の上に電球マークをひらめかせて（古典的な表現）

九頭龍 優良「え？　あ、あれ、ちょっと待ってください。その、卒業旅行って……その、」

九頭龍 優良言いよどんで、「ふたりで、行くんですか？」

九頭龍 優良山奥の天文台なぞ、よく考えてみれば人を募っていくところでもあるまい。ふつうはよく考えなくてもわかるが、そこは優良ちゃんの頭脳の問題である。

九頭龍 優良「それってつまり、その……」

九頭龍 優良メニューの端を両手で軽く握り、ばっと顔を上げて、

九頭龍 優良「弟子にしてもらえるってことっすか！？」キラキラしている！

鴉取 楯丸がくりと膝が砕ける。「弟子、弟子か……ううん、そうだな。それも楽しいかもしれないな」

鴉取 楯丸魔法使い業界は超高齢化社会のため自分も未だぺーぺーではあるのだが、みたいな言葉は胸にしまいこみつつ。

鴉取 楯丸「優良。君は本当に頑張り屋だよ」だから、僕も頑張らないとな、と内心で呟く。

鴉取 楯丸続けて【社交性】の効果で追加情報判定、優良の秘密にトライします。指定特技は、ふたたび≪千里眼の術≫。過去現在、叶うならば未来までも見通さんとしましょう。

九頭龍 優良じゃあこっちも、「マジすか！　やったあ！」と無邪気に、机越しに身を乗り出してセンパイを覗き込もう。

九頭龍 優良嬉しそうに、零れるように笑って、

九頭龍 優良「だったら、大学出ても一緒にいていいんすね」と。そう言って。情報判定、どうぞー。

鴉取 楯丸≪千里眼の術≫ (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功

鴉取 楯丸ふう。成功！

ＧＭへー。

ＧＭ感情共有で加佐見センセにも流れます。

加佐見 エリカわーい！

鴉取 楯丸「優良」低く呼びかけて、ぐっと頭を抱き寄せる。わしわしと撫でて、

鴉取 楯丸「……勿論だ。ずっと、一緒にいよう」優良に、己の表情を見せないように。

鴉取 楯丸勉強疲れた深夜。優良には休憩と言って、楯丸は路地裏にぶらりと出る。愛梟・カリストの密使を放ち、ある人物と密会するためだ。

鴉取 楯丸その人物の名は、九頭龍裁。優良の父である。……ご登場いただけますか！

九頭龍 裁「君の方から呼び出されるとは思っていなかったよ」と路地裏に現れる九頭龍裁。

九頭龍 裁満面の議員スマイルを浮かべながら「こんな時間まで娘をたぶらかしていたんだ、覚悟はできているだろうね？」と声をかけましょうか。

鴉取 楯丸「若輩者からお呼び立てしてしまい、申し訳ありません。九頭龍さん」……この呼び方はどうにも勝手がよくないな……と独り言ちる。

鴉取 楯丸「僕の名はすでにご存知でしょうが、改めて。鴉取 楯丸と申します。その娘さん、優良の件で、あなたにお伝えしなければならないことがあります」ぽつ、ぽつと。

鴉取 楯丸「……加佐見女史が何者か、まではさておき、ある程度までは、僕たちの利害は一致している。そう信じているからです。……このことは、ご存知でしたか」

鴉取 楯丸優良の秘密を、裁に譲渡します。

ＧＭはーい。

鴉取 楯丸「……あなたを責める気は、ありません。僕は、僕も、……気付いてあげられなかった」握りしめた拳が震える。それどころではない。

鴉取 楯丸「彼女を追い込んだのは、ほかならぬ僕たちです。違い、ますか」

九頭龍 裁裁は無言で受け取った情報を目にして佇んでいる。しかしその手はよく見ると、震えている……怒りで。

九頭龍 裁「楯丸くん、私は今……今、非常に怒っているよ」そんなこと、言葉に出す必要がないくらいに裁の全身は怒りを体現していた。

鴉取 楯丸裁の気持ちが、楯丸には分かる。彼の怒りは、自分のそれとほぼ同一のものだから。お気持ち察します、だとか。そうした字句を口にすることさえ難しい。楯丸もまた、言葉も出ないほどに怒っているのだから。

鴉取 楯丸「……協力しましょう。こちらはできるだけ、彼女の様子を見張っています。あなたは……」区切って逡巡する。「関係者の情報を、できるだけ多く。例えば――」そう言いかけたとき。

羽鳥 綾乃≪潜伏術≫ 2D6>=5

羽鳥 綾乃ぽい？

鴉取 楯丸あ、べつに振らなくても許可出しますのでどうぞどうぞ……！

羽鳥 綾乃「ごきげんよう、ですかねー」

羽鳥 綾乃張り付いたような笑顔で、先輩の背後に登場します。

鴉取 楯丸「……例えば、彼女のこととか」びっくりしつつ。ひみつがほしいな！

ＧＭわたしますかー？＜ぱぱん

ＧＭ雑談で話はまとまってますが、いちおう宣言を。

九頭龍 裁渡しましょうかー。ちょっと演出します。

九頭龍 裁「ふん、君の指示に従うのは癪だが……」裁は苦虫をつぶしたような顔でぼやく。

九頭龍 裁「共通の利益を持つ者同士で情報を共有するのは情報戦の基本だ。受け取るが良い」と言って、メモを手裏剣のように楯丸に投げつけましょう。

ＧＭわーい。全公開だよ！

羽鳥 綾乃「一年次に、単位は取れたんですけどねー」

鴉取 楯丸メモを受け取り、「……そういうことか。ありがとうございます」　裁に一礼し、改めて向き直る。

鴉取 楯丸「羽鳥女史。君は……」逡巡しつつ。「知っていたのか？」プレイヤーは知らないことを知っているけど、話題の糸口のためこの話法で。

羽鳥 綾乃「こう見えても、一応優秀らしいですからー。調べないと、お仕事にはなりませんものー」

羽鳥 綾乃何がとは言わず、くつくつ笑って頷いたようなそうでないような（

鴉取 楯丸……頭を掻く。ふわふわと韜晦する綾乃に苛立っている自分に気付き、同時に、いかに余裕を失っているかを思い知らされる。大きく深呼吸して、思考を整理する。余裕を取り戻さなくてはならない。

鴉取 楯丸綾乃は加佐見女史を助けるのが目的だ。

鴉取 楯丸では、加佐見女史は……？　確証はないが、あの女史がなにか悪巧みできるとは到底思えない。

鴉取 楯丸よくて被害者その２。最悪の場合、何らかの事情で知らぬまま片棒を担がされている、といったところだろう。なら、

鴉取 楯丸「綾乃くん。関係者と見込んで、伝えたいことがある。ただ、どうか、大事には、しないでほしい……」声色には、懇願するような響きを含ませて、綾乃に優良の秘密をお渡しします。

ＧＭはーい。全公開だー。

ＧＭではでは。

羽鳥 綾乃「……ふーん」

羽鳥 綾乃ばりん、と飴を砕く。そのまま砕き続ける。

羽鳥 綾乃お仕事はせっかくなら、楽しくやりたいし、その方がとても気持ちいい。

羽鳥 綾乃だから、この仕事を受けたのに……随分とつまらないことがついてくる。

羽鳥 綾乃……つまらないつまらないつまらないつまらない。

羽鳥 綾乃そんなつまらない真似をする、悪い子は。

羽鳥 綾乃「どうにかしないとですねー」

鴉取 楯丸「……ああ」どうにかしなければならない。

鴉取 楯丸１シーンがあまりに長くなりましたので打ち合わせと今後の連絡手段を確認し、別れた……みたいな感じでしめようと思いますが、お父さんからあとなにか〆演出いただければと思います！

鴉取 楯丸あと、居所はこの場にいる全員に配布しましょう。

羽鳥 綾乃居所はありがたくいただき、また街中の何処かに消えました、でこっちはおｋです。

九頭龍 裁それでは「さて、当座のところ、少なくとも我々の目的が一致している点は塾講師……ということになろう」と話して、

九頭龍 裁「やつの情報が手に入り次第、すぐにそれを教えてもらいたい。可及的速やかに『処理』しなければならないようだ」と言い捨てて、裁もその場を立ち去りたいと思います。居所も受け取りますね。

ＧＭはーい。感情共有で居所が先生にも渡ります。全員締めですね！

鴉取 楯丸「ええ。そちらも、何か分かれば」後に残った楯丸は、「……糞！」拳を壁に打ち付ける。（遅れて差し込み）

ＧＭでは本日はこのあたり、２サイクル目終了で〆ましょう。

ＧＭ次は第３サイクル、もちろん最初に優良ちゃんのマスターシーンですね。